とある法務部員の備忘録

IT企業で法務をやっている独身アラサー。法務系のネタ、英語、雑記、ブログ運営などについて自由気ままに書き綴っています。

書評

書籍レビュー(10)「体系アメリカ契約法」

今回ご紹介する平野先生の「体系アメリカ契約法」は、英文契約のドラフティング前に読む本としては超有名であり、アメリカ契約法のコンセプトを理解することを目的として執筆されています。ご存知の方は既にお持ちかと思います。 ちなみに、「アメリカ企業は…

書籍レビュー(9)「契約法(中田裕康)」

民法改正に伴い、多くの民法基本書(特に債権法)がリライトを求められる中、今回は、改正民法に対応した中田先生の「契約法」をご紹介します。 契約法 posted with ヨメレバ 中田 裕康 有斐閣 2017-09-29 Amazon Kindle 楽天ブックス 本著の冒頭、日本にお…

書籍レビュー(8)情報法概説&インターネット法

情報・インターネットの法規制に関する書籍は探せばたくさんありますが、「この分野に関する法規制の概観を知りたい」という方にオススメなのは、曽我部先生らの共著「情報法概説」か、松井先生らの編著「インターネット法」です。もし、既にお使いの概説書…

書籍レビュー(7)交渉術に関する書籍のまとめ

交渉術に関する書籍としては、「ハーバード流」とか、弁護士の方が執筆されている本とか、法務・知財パーソンの視点に立ったものとか、本当に色んなものがあります。例えば、以下のようなものです(個人的観点から選出しています)。 ハーバード流交渉術 (知…

BLJ11月号のコラムを読んだ感想(現代ビジネスの特徴や方向性について)

現在、会社で購読している雑誌のひとつに、法務担当者にはお馴染みの「ビジネスロージャーナル(BLJ)」があるんですが、BLJ編集部の方、すみません。最近あまり時間がなくて、流し読みが多かったです…(;´・ω・) Business Law Journal(ビジネスロージャーナル)…

書籍レビュー(6)「数字でわかる会社法」

本日ご紹介する書籍は「数字でわかる会社法」。 本著は、リークエの共同著者の一人である田中先生らによる力作です。会社法の基本書としてリークエや田中先生の会社法を使用しており、且つ、株式資本施策(M&Aなど)に携わる実務家の方に是非一度は読んで欲…

書籍レビュー(5)「サイト別 ネット中傷・炎上対応マニュアル」

今回ご紹介する書籍は、ネット中傷問題に精通している弁護士・清水氏著の「サイト別 ネット中傷・炎上対応マニュアル」です。 本著は、企業法務担当者や弁護士などの実務家向けというより、ネット中傷問題や法律知識に疎い一般ユーザーを対象とした書籍であ…

書籍レビュー(4)「会社法(田中亘)」

今回ご紹介させて頂く書籍は、田中亘先生著の「会社法」。 ビジネスロージャーナル2月号で紹介されており、気になったので購入してちょっと読んでみました。今日はその感想を書きたいと思います。 まず、田中先生が執筆に携わっている「リーガルクエスト会社…

企業法務に就職してからも使える基本書

どうも~(^ω^) 今回は、司法試験の受験生時代に使用していた基本書のうち、法務として就職してからも「使える」と思ったものを少し紹介したいと思います(あくまでも主観です)。 もし、ここで紹介した基本書をご使用になられている方は、企業法務に就いて…

書籍レビュー(3)「英文契約一般条項の基本原則」

今回紹介する法務系書籍は、「英文契約一般条項の基本原則」です。 英文契約に携わる機会の多い法務担当者さんでしたら分かると思いますが、取引の種別・ジャンルにかかわらず、一般条項って大体どれもパターン化しています。 これって、別に英文契約に限っ…

書籍レビュー(2)「はじめてのアメリカ法」

今回紹介したい書籍は、樋口先生著「はじめてのアメリカ法」です。 本著は、樋口先生が、大学の講義の内容を全15回+補講1回に分けて解説したものであり、そういう意味では、これから英米法・判例法のことを学ぼうとする学生向けの書籍という位置づけかと思…

書籍レビュー(1)「秘密保持契約の実務」

今回は、法務系書籍のレビュー第1弾としまして、西村あさひ法律事務所の弁護士陣編著「秘密保持契約の実務」を紹介したいと思います。なお、この書籍レビューシリーズでは、単に書籍を読んだ感想だけを書くのではなく、その分野にまつわる基本事項などに触れ…