とある法務部員の備忘録

IT企業で法務をやっている独身アラサー。法務系のネタ、英語、雑記、ブログ運営などについて自由気ままに書き綴っています。

読者数が50人を突破したのでブログメディア論を語ります。

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ブログ_表現論

 昨日、おかげ様で当ブログの登録読者様が50人を突破しました。この場をお借りして、皆さまのご愛顧に心より感謝申し上げます。このような拙いブログに登録して頂き本当にありがとうございますm(_ _)m

 

 また、「同期ブロガー」という括りで、ポニーさん(id:hotta1)に当ブログの生存を確認(?)して頂きました。わざわざありがとうございます♫「徹底管理」されるとのことなんですが、「消える」の定義が知りたいですね…笑 (^_^;)

www.ponys-blog.com

 

 さてさて、本日は選挙速報をご覧になる方が多いと予想される中、ひっそりとブログでの表現活動について語らせてください。ブログ運営論ならぬ、ブログメディア論です。

 「どうやったらPV数が上がるのか」「どうやったら収益を増やせるのか」というブログ運営テクニックではなく、「ブログメディアとはなんたるや」という類いのお話です。

 

 

大半の個はマスメディアにはなれない

 「稼ぎたい」「役に立つ情報を発信したい」「承認欲求を満たしたい」などなど、ブログを書いている動機は人それぞれかと思います。

 もっとも、誤解を恐れずに言いますと、情報媒体も情報発信方法も多様化した現代にあっては、国民は容易に情報の送り手となることができる一方で、大半の個は無数に存在するメディアの中に埋没していく運命にあります。

 

 かつて、メディアといえば、テレビ、新聞、ラジオなどのいわゆるマスメディアを指し、一般国民は情報の受け手としての地位を固定され、情報の流通は一方通行でした。そこからインターネットが普及し、徐々に国民が情報の発信手段を獲得するに至ると、現代コミュニケーションは双方向性・対等性を回復するに至ったなどと軽々に論じる人もいるんですけど、大衆に対する大量の情報伝達(マスコミュニケーション)を可能とする個人のメディアなどごく一部です。

 つまり、個人は、メディアにこそなれたとしても、マスメディアにはなれないというのが現実です。先ほど、大半の個は無数に存在するメディアの中に埋没していく運命にあるといったのはその文理においてです。

 

マスメディア化した個人について

 では、翻ってごく一部の個人のマスメディアはどうなのか。

 この点について、影響力のあるインフルエンサーを見ていても分かりますが、個人マスメディアの特徴は、情報そのものではなく、情報の送り手の存在自体に価値が見出される傾向にあります。人気Youtuberとか、人気ブロガーがその最たる例。この場合、Youtubeなどの動画プラットフォームやブログを媒介して情報を伝達するという体裁を取りつつ、その実、個人そのものを介して情報が伝達されているのです。彼らは、使用する情報媒体は実は何でも良くて、SNSでも、ブログでも、Youtubeでも何でも良い。私は、このような現象を「個人のマスメディア化」と勝手に呼んでいます。

 

  この現象は、旧来のマスメディアの中にも存在しましたし、今も現に存在しています。影響力のある人気タレントなどがまさにそれです。なんかのラジオ番組で、お茶の水博士が「お笑いとは力だ」みたいな発言をしていましたが、これは正鵠を得た意見だと思います。「ビートたけしがボケれば周りは笑わなければならない…という雰囲気を作れる力こそがお笑い」という趣旨の説明だったと記憶していますが、要するに、「ボケの内容が面白いかどうか」が問題なのではなく、「誰がボケたのか」が重要なのだと。

  私は、このような傾向が情報の質を低下させるとか、低俗な情報が世にあふれるなどとは露にも思いません。思想の自由市場が正常に機能しているのであれば、質の低い情報は淘汰されていくであろうし、そもそも情報の質の高低など、その時々の社会通念や感受性といった客観化することのできない物差しで測られるものであって、もし個人のマスメディア化を否定するのであれば、表現の自由もへったくれもないな、と。

 

 しかし、大半の個は、そんな力を持ち得ないし、ブログをやっている人なら、Googleからの評価とか、ドメインパワーとか、外的要因に左右されながら情報を発信するしかない。我々普通の個人は、情報媒体に依存しなければ、メディアたり得ないのです

 

私の志向するブログメディア像

 各々が、自己実現のために必要な範囲で、ブログを運営すればいいし、そもそもマスメディア化することだけがブログの目的ではないのだから、「メディアとしてのブログの役割など考えるだけ時間のムダ」って人も居ると思います。こんだけ長々書いておきながら、こう言うのも何ですけど、私も大部分はそう思います。

 ただ、「ブログでの表現活動が、自己実現のためだけっていうのも嫌だな」という気持ちも一方であるんです。社会共同体の意思決定プロセスの一部になりたい(自己統治)とか、毛の先ほどでもいいから民主主義の発展に寄与するような表現活動をしたい(真理発見)とか、そんなことを最近は思うんですよね。敢えて言うなら、自分が志向しているブログメディアって、人気タレントではなくて、番組には欠かせないコメンテーターとかガヤ役のようなもの?でしょうか。

 

P.S. お買い物

 今日、投票に行った帰りに冬用のコート買いました。今年の冬はこれでいきます!

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